小児喘息の治療

投薬などに関して

小児喘息に関しては、主にステロイド剤などを使用した吸入によって対処をすることになります。お子さんの年齢に応じて使用するものや使用量が異なっていますので、注意を必要としますね。基本的に親御さんとしては「ステロイド剤は使用したくない」と希望されていることが多くありますが、医師は特に問題性はないものとしています。

気管支を広げることから心臓に負担がかかると言われていた昔の薬とは違って、心筋梗塞など心臓疾患の恐れも少なくなりましたので、弊害については医師が問題ないとしていれば心配する必要はないでしょう。詳細の癌度ラインについては日本小児アレルギー学会のホームページにも掲載されています。

使用する吸入としてはフルタイド ロタディスク、アドエアディスカス、パルミコート、キュバール、オルベスコなどがあります。吸入後には必ずうがいをしなくてはいけないなどのルールがありますので守って下さい。70%近くのお子さんがこのようなステロイド薬を使用して対処しているようです。外来に通うのも大変です。

環境を改善することで治癒することもある

日本小児アレルギー学会と記載しましたが、喘息はアレルギーに該当しますのでこの要因から治療を検討していく必要がありますね。予防のページに詳細を記載していますのでそちらも見てみて下さい。個人的な経験ですが、吸入器の使用だけではなく注射での治療を行なっていた時代がありました。

1ヶ月に1回病院に通っていても、そのまま空気の悪いところに住んでいれば命に関わる、ということで転地療養をした結果、喘息が治癒したという例もあります。ダニなどのアレルギー源に関しては、掃除、洗濯、布団を清潔にしておきましょう。

外で遊ぶにもマスクやマフラーを必要とするという、子どもにしてみると負担の大きなものでしょう。遊んでいる途中で発作を起こすこともあり、楽しい子ども時代ではありませんでした(私も小児喘息でした)。

もちろん親も大変だと思いますが、子供の周りの環境を改善していくことによって治る可能性は十分にありますので、家を引っ越すのはなかなか簡単ではないと思いますが、危険な布団などのアレルギー源に関して、あらゆるものを徹底的に排除するのは親の義務だと思います。部屋や布団が汚くて子供が苦しむのは馬鹿らしいです。